七五三は、お子さんの健やかな成長を祝う日本の伝統行事。男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳の節目に行われることが慣例となっています。
元々は平安時代から続く3つの儀式(風習)が由来とされており、古くは宮中や貴族の家庭で行われていましたが、現在では全国的に広まり、多くの家庭で祝われるようになりました。
この特別な日には、子どもたちが晴れやかな衣装をまとい、神社や寺院で感謝の気持ちを伝えます。しかし、3歳で初めて迎える七五三の場合には勝手がわからず、また準備がたくさんあることで不安に思うママパパも多いことでしょう。衣装選びやお参りのタイミング、お祝いの仕方など、さまざまな要素が気になりますよね。
この記事では、愛知県の豊橋市を拠点に活動している出張撮影カメラマン”Koami Emiko photography”の小網 恵美子が豊橋市にある「東田神明宮」で七五三を迎えるための準備のポイントや七五三当日の持ち物リストなど分かりやすく解説します。
すでに七五三を終えた先輩ママパパから質問のあった七五三で気になるポイントも併せて紹介します。この記事を読んで、初めての七五三でも安心してスムーズに迎えられるはずです!是非参考にしてくださいね。
-この記事を読んでほしい人-
所在地:〒440-0069 愛知県豊橋市御園町6-16
電車の場合:東田神明宮へは市電で行くのが便利です。「東田坂上」で下車して、青陵街道北へ300mほど進むと見えてきます。歩くと5,6分はかかるので、小さいお子さんを連れている場合は、タクシーを利用するのが無難かもしれません。
バスを利用する場合:豊橋バスターミナルからの場合、「金田住宅前」行き乗車、「東田中郷」下車し、青陵街道北へ50mほどです。
自家用車の場合:青陵海道沿い「東田小学校」向い。また、「豊橋競輪場」西に400mほどが目安です。
駐車場の有無:参拝者用が約10台あります。御祈祷者等は境内にある駐車場に駐車も可能です、予約の際に確認しましょう。
御祈祷予約の有無:事前予約が必要です。
10月~12月頃まで受付を行っています。ご都合の良い日をお選びになって、ご予約下さい。
※ご希望日時が重なる場合は、複数組での御祈祷となります。また込み合う時間には、次の御祈禱までお待ちいただくこともあります。
電話番号:0532-53-3392
受付時間:9:00~16:00
初穂料:お一人様 5,000円以上
御祈祷授与品:笹飴(お守り・絵馬・千歳飴)とお菓子
ここでは東田神明宮の基本情報について紹介します。
古代の杜と呼ばれる東田神明宮(あずまだしんめいぐう)は、愛知県豊橋市御園町に鎮座する神社です。秋の例祭では東三河伝統の手筒花火や、大筒花火、仕掛け花火などが多数奉納されます。地元では「たなかのしんめいさま」とも呼ばれ、親しまれています。
東田神明宮HPより
また、東田神明社の拝殿に向かって右手に大きなイチョウの木があり、12月に入ると黄葉を楽しむことができます。
七五三はお子さんの成長を祝う大切な伝統行事ですが、当日を迎える前に確認しておくべきことがたくさんあります。
衣装の準備からお参りのスケジュール、そして写真撮影やお祝いの席まで、すべてがスムーズに進むようにするためには、計画的な準備が欠かせません。
ここでは、七五三当日までに押さえておくべきポイントをチェックリストにしました。順番に進めていけば、七五三当日を安心してお子さんの特別な日を迎えられるはずです。
七五三当日の朝、慣れない着物への御着替えは子どもだけでなくママパパもお支度でどうしてもバタバタしてしまいます。一般的な七五三当日の持ち物リストを作成しましたので参考に前日までに用意しましょう。
持ち物を入れるかばんは、写真撮影の際は邪魔になるので、さっと地面に置きやすい多少汚れてもいいバックがおすすめです。
七五三当日の持ち物リスト
七五三のお祝いを行うママパパが気になるところは、すでに七五三を経験した先輩ママパパも同じ。
ここでは、七五三の出張サービスに付き添ってきた”Koami Emiko photography”の小網 恵美子が、先輩ママパパからのよくある質問について一部紹介します。
七五三のお祝いや祈祷を受けるのは、七五三の年齢を過ぎても大丈夫です。
実際、七五三の祝いは「年齢に関わらず、健康と成長を祝う」ことが大切と考えられており、最近では時期や年齢、性別(男の子は必ず3歳と5歳、女の子は3歳と7歳でなくてもOK)についても柔軟に対応するご家庭が多くいますよ。
ちなみに、我が家の場合は兄妹で3歳の年の差があるのですが、長男が3歳の時に七五三のご祈祷して、その後、長男が6歳、長女が3歳の時に、2人合わせて七五三のご祈祷をしました。
3歳の七五三で1番大変なことは、お子さんの年齢がまだ低く、撮影や着物の着用に抵抗を示すことが特に挙げられます。
イヤイヤ期も重なり、お子さんが集中しづらいことや、思い通りにいかない場面が多いことです。事前に準備をし、子どもがリラックスできる環境を整えることがポイントです。
しかし、準備をしても思い通りにいかないときもありますよね。
例えば、お着替えが嫌で逃げ回ったり、草履を途中で脱いでしまったり、どんぐりや葉っぱを見つけて遊びだすこともあるかもしれません。
そんなときは、お子さんに無理強いをせず、今しか見られないお子さんの様子を温かく見守りましょう。また、七五三の様子を写真に残しておくと、3歳ならではのお子さんのかわいらしさをより感じられますよ。
祖父母に喜ばれる七五三の返しは、参拝後の食事会に招待するご家庭が多いです。
また七五三当日のお孫さんの様子や、祖父母と一緒に映った写真をフレームに入れたり、台紙やアルバムにしてプレゼントするのも素敵です。
出張撮影とスタジオ撮影にはそれぞれ利点があります。
スタジオ撮影は、天候に左右されにくく、衣装も豊富なため希望の衣装が見つかりやすいメリットがあります。ただ、スタジオ撮影は時間枠が設定されており、3歳の七五三のように小さいうちはお着替えや撮影もスムーズにいかないことも多いので、後の利用者のことなどが気になる場合もあります。
出張撮影は、外の環境で子どもが撮影にリラックスして臨みやすく、自然な表情やポーズを引き出しやすいことが多いです。
また、自宅でのお支度の様子からお時間が合えば神社近くの公園などでロケーション撮影も人気です。
ご自宅でのお支度からの様子は、お子さんのいつもの自然なありのままの愛おしい表情やしぐさなどが見られてとってもおススメです。
お気に入りのおもちゃで遊んでいる姿、お支度中に逃走してママさんに追いかけられる様子、兄弟やパパやママと遊んでいる様子など日常の風景と、お支度という非日常の風景を両方とも撮影することができます。
一方で、出張撮影は天候の影響を受けやすく、また七五三の人気の時期ではほかの参拝者の映り込みなどの可能性も高くなります。
この記事では、東田神明宮で祝う七五三について、東田神明宮の基本情報、七五三チェックリスト準備編、当日持ち物偏を解説しました。
他にも先輩ママパパが気になったポイントをまとめましたが、これは初めて七五三を迎えるママパパも気になるポイントではないでしょうか。
初めて七五三を迎える3歳のお子さんのいるママパパは、イヤイヤ期も重なる時期で、日々の生活の中で七五三の準備も重なり何かと大変。
当日バタバタで過ごした3歳の七五三も、2年がたって5歳となり、4年経ち7歳で向かえる七五三は、より子どもが成長したことを実感できるいい思い出になります。
お任せできるところは、外部サービスなども利用して、できるだけ不安なくゆったり、1番は七五三の主役であるお子さんに寄り添いながら当日を迎えられるようにすることをお勧めします。
七五三の出張撮影はもちろん、家族写真についてのお問い合わせはお気軽に、愛知県豊橋市を拠点に活動する出張撮影カメラマン”Koami Emiko photography”まで。